追肥はいつ・どれだけやればいい?元肥との違いから調べ直した
ナスの実がなり始めたころ、ホームセンターで「追肥はしていますか」と聞かれた。追肥という言葉は知っていたけれど、いつ・どれだけやればいいのかは分かっていなかった。元肥を入れたのだから、しばらくは足りるだろうくらいに思っていた。
元肥と追肥は役割が違う
調べてみると、元肥(もとごえ)は植え付け前に土に混ぜておく肥料で、育ち始めの土台をつくるもの。追肥(ついひ)は育ってきた途中で足す肥料で、実をつけ続けるための燃料にあたる。
トマトやナス、キュウリのように次々と実をつける野菜は、実をつけるたびに養分を使う。元肥だけで最後までもたせるのは無理があるらしい。ここを知らずに「肥料はもう入れたから大丈夫」と思っていたのが、自分の勘違いだった。
追肥のタイミング
目安として調べたのは次のとおり。
- トマト:第1果房の実がピンポン玉くらいになったころから、2〜3週間に1回
- ナス:一番果を収穫したころから、2週間に1回
- キュウリ:収穫が始まったら、2週間に1回
- ピーマン:一番果の収穫後から、2〜3週間に1回
共通しているのは「最初の実がつく前後から始める」という点だった。花が咲く前に濃い肥料を与えると、葉ばかり茂って実がつきにくくなる(つるぼけ・木ぼけと呼ばれる)。早ければいいわけではないらしい。
量と置き場所
化成肥料なら1株あたり一握り(およそ10〜20g)が目安。株元に直接まくのではなく、株から少し離れた場所に置くのが基本だと知った。理由は、養分を吸う細い根が株元ではなく、葉が広がっている外側の下あたりに伸びているから。
畝の肩(畝の斜面のあたり)や、株の周囲をぐるりと囲むようにまいて、軽く土と混ぜて土をかぶせる。マルチを張っている場合は、株元の穴から少し入れるか、マルチの端をめくって施す。
肥料が足りているかの見分け方
肥料が足りないときは、下の葉から黄色くなってくる、実が小さいまま止まる、花つきが悪くなる、といったサインが出るという。
逆に多すぎると、葉が濃い緑色で大きく茂るのに実がつかない、茎が異常に太くなる、といった状態になる。トマトでは葉が内側に巻くこともあるらしい。
足りないより多すぎる方が厄介で、一度入れた肥料は減らせない。迷ったら少なめにして様子を見る方がいい、と複数の資料に書かれていた。
やってみて
うちのナスは一番果を採ったあと、実の付きが鈍くなっていた。追肥を始めてから2週間ほどで、新しい花が増えてきた。因果関係を証明できるほど厳密に見ているわけではないけれど、少なくとも悪くはなっていない。
元肥を入れたら終わりではなく、収穫が続く間は補い続ける。当たり前のことなのかもしれないが、自分にとっては新しい発見だった。
