野菜の豆知識

同じ場所に同じ野菜を植え続けると何が起きる?「連作障害」を調べた【野菜の豆知識⑧】

たことわ

来年も同じ場所に同じ野菜を植えようかと思って調べていたら、「連作障害」という言葉に当たった。知らないと翌年の収穫に影響が出るらしい。整理しておく。

連作障害とは

同じ科の野菜を同じ場所に続けて植えると起きる生育不良のこと。主な原因は次の3つ。

  • 土壌病原菌の蓄積:特定の野菜を好む病原菌が土に増える
  • 線虫の増加:根を傷つける線虫が増殖する
  • 特定養分の偏り:同じ野菜は同じ養分を多く消費するので偏りが出る

連作障害が出やすい科と休耕期間の目安

代表的な野菜休耕期間の目安
ナス科トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモ3〜4年
ウリ科キュウリ・カボチャ・スイカ・メロン2〜3年(スイカは4〜5年)
マメ科枝豆・インゲン・エンドウ2〜3年(エンドウは4〜5年)
アブラナ科白菜・キャベツ・ブロッコリー・大根1〜2年

今年トマト・ナス・ピーマンを育てた場所には、来年以降3〜4年はナス科の野菜を植えない方がいい、ということになる。

連作を避けるための「輪作」

毎年植える場所を変えることを「輪作(りんさく)」と言う。例えば「今年ナス科→来年ウリ科→再来年マメ科→3年後ナス科」というサイクルを作ると、連作障害を防ぎやすい。

畑に余裕があるなら、区画ごとにローテーションする計画を最初から立てておくといい。

連作障害の対処法

どうしても同じ場所に植えたい場合の選択肢もある。

  • 接ぎ木苗を使う:連作障害に強い台木に接いだ苗。ホームセンターで「接ぎ木」と表示されている苗がそれ。価格は通常苗の1.5〜2倍だが効果は高い
  • 太陽熱消毒をする:真夏に土を湿らせて透明マルチで覆い、数週間かけて地温を上げる方法。土壌病原菌や線虫を減らせる。薬剤を使わないが、真夏にしかできない
  • 深耕と有機物の投入:深く耕して堆肥・腐葉土を多めに入れることで土壌環境をリセットする

来年からは畑の区画を意識して、野菜の種類ごとに場所を変える計画を立てようと思った。


祖父母から引き継いだ畑で、知識ゼロから始める30代の栽培記録です。アドバイスや指摘はコメントで教えてください。

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