ピーマンの花がポロポロ落ちていく。調べたら「着果不良」にはいくつか原因があることがわかった話【家庭菜園記録⑥】
ある朝、ピーマンのそばを通ったら足元に黄色い小さな花が落ちていた。
最初は「1個くらいなら普通かな」と思っていた。でも次の日も落ちていて、3日後にはまた落ちていた。よく見ると、株についている花のうちいくつかは黄色くなってそのまま落ちていく感じがする。
他のキュウリやトマトは実がついてきているのに、ピーマンだけ花が落ちて実にならない。「これって問題なの?」と思ってスマホで調べた。
「着果不良」という状態を知った
「ピーマン 花 落ちる」で検索すると、「着果不良(ちゃっかふりょう)」という言葉が出てきた。
受粉がうまくいかなかった、または受粉しても実が育たずに落ちてしまう状態のことらしい。「花落ち」とも呼ばれるようだ。
ピーマンは自家受粉(同じ株の花粉で受粉する)できる野菜なので、基本的には放っておいても実がなるはず——とのこと。それでも花が落ちるのには、何か原因がある。
原因を調べた
「ピーマン 着果不良 原因」で調べると、よく出てきたのが以下の4つだった。
① 高温(30℃以上)
ピーマンの花粉は気温が30℃を超えると活性が落ちると書いてあった。真夏の日中は受粉がうまくいかないことがあるらしい。
調べた日の最高気温を確認したら、最近ずっと29〜32℃あたりが続いていた。これが原因の一つかもしれない。
② 肥料が多すぎる(窒素過多)
「チッソが多いと葉や茎ばかり育って花が落ちやすくなる」と複数のサイトに書いてあった。
「葉茎繁茂(ようけいはんも)」という状態になって、栄養が実ではなく葉に回ってしまうらしい。うちのピーマンは葉がかなり茂っているので、これも当てはまるかもしれない。
③ 水切れまたは過湿
水が足りないと花が落ちやすくなる。一方で、土が常に湿りすぎていても根が傷んで花が落ちることがある。
どちらも「極端」がよくないということらしい。
④ 株が若い・体力不足
植え付け直後の株は体力がなく、最初についた花(一番花)は意図的に取ってしまう「摘花」を推奨しているサイトもあった。初期の花をつけたままにすると、実を育てるために株全体の体力が使われてその後の生育が遅れる、ということらしい。
私は一番花を取っていなかった。すでに小さな実がついているものもあるけど、今後のことを考えると覚えておく必要がある情報だった。
ピーマンの追肥も調べた
着果不良を調べているうちに、追肥の話も出てきた。
「一番果が収穫できたら追肥を始める」というのが基本らしい。ピーマンは長い期間収穫できる野菜なので、肥料を切らさないことが大事だと書いてあった。
| 時期 | 頻度 | 量の目安(化成肥料) |
|---|---|---|
| 一番果収穫後〜 | 2〜3週間に1回 | 1株あたり20〜30g |
置き場所はキュウリやナスと同じで「株元から20〜40cm離したところ」が良いとのこと。
ただし、すでに窒素過多の可能性があるので、追肥は「今実がなっていない」段階では控えめにした方がいいと書いてあるサイトもあった。まず現状の着果不良が落ち着いてから、というのが賢明らしい。
対策としてやったこと
調べた結果、今すぐできることをやってみた。
水やりの見直し:土の状態を指で確認してから水やりするようにした。「表面が乾いたら与える」を意識している。
葉が茂りすぎているものを少し整理:窒素過多気味かもしれないので、内側に向いて込み入った葉を少し取った。風通しをよくするためでもある。
日中の観察をやめてみた:暑い時間帯はどうしようもないので、受粉は朝の涼しい時間に自然にまかせることにした。
「ピーマンは放置に弱い」という感想
トマトやキュウリは「何かあったらすぐわかる」感じがあるけど、ピーマンは「気づいたら花が落ちてた」という静かなやられ方をする印象。
今回の花落ちも、3日ほど見逃していた。毎日ちゃんと見ていればもう少し早く気づけたかもしれない。
「花がついているか」「実になっているか」を意識して観察するのがピーマン栽培には大事なんだと思った。
今回わかったこと
- ピーマンの花落ち(着果不良)の主な原因は高温・窒素過多・水のムラ
- 30℃以上が続くと受粉がうまくいきにくくなる
- 葉が茂りすぎているときは窒素過多の可能性を疑う
- 一番花は取った方が株が育ちやすい(次回から実践)
- 追肥は一番果収穫後から、2〜3週間に1回
ピーマンは見た目が地味なのか、あまり観察していなかった。でも地味に花が落ちていた。次回からはピーマンもちゃんと毎日見るようにする。
祖父母から引き継いだ畑で、知識ゼロから始める30代の栽培記録です。アドバイスや指摘はコメントで教えてください。
