夏野菜がかかりやすい病気と害虫を整理した|初心者が知っておくべき5つ【野菜の豆知識③】
夏野菜を育てていると、葉に白い粉がついたり、斑点が出たり、虫が群がったりする。最初は何が起きているかわからなかったけど、調べていくうちに「これはあの病気か」とわかるようになってきた。よく起きるトラブル5つをまとめる。
①うどんこ病
葉の表面に白い粉をまぶしたような斑点が出る病気。カビの一種が原因で、乾燥した時期に発生しやすい。キュウリ・カボチャ・ズッキーニなどウリ科に多い。
対処:初期なら発病した葉を取り除く。広がった場合はベニカXファインスプレーやカリグリーン(食品成分由来で安心感がある)を散布。密植と窒素過多は発生を助長するので注意。
②べと病
葉に黄色〜黄緑色の不規則な斑点が出る。葉の裏を見ると灰白色のカビが生えていることがある。雨が続いて湿気が高い時期に発生しやすい。
対処:発病した葉はすぐ除去して感染拡大を防ぐ。予防・治療にはダコニール1000(クロロタロニル)やリドミルゴールドMZが効果的とされている。密植を避けて風通しを良くすることが一番の予防策。なお、GFベンレート水和剤はうどんこ病・灰色カビ病には有効だが、べと病には効果がないため注意。
③モザイク病
葉にモザイク状(まだら)の黄緑色の模様が出る。ウイルス性の病気で、一度かかると治療できない。アブラムシが媒介するため、アブラムシを防ぐことが最大の予防策。
対処:発病した株は早めに抜いて感染拡大を防ぐ。ハサミは株ごとに消毒する。
④アブラムシ
1〜2mmの小さな虫が新芽や茎に群がる。緑・黒・黄色など色は様々。植物の汁を吸って弱らせるだけでなく、ウイルス病を媒介する。
対処:少量なら手や歯ブラシで取り除く。多い場合はベニカXファインスプレーが効果的。銀色のシルバーマルチを敷くとアブラムシが嫌がる光を反射するので予防になる。
⑤ハダニ
0.5mm程度の非常に小さなダニの一種。葉裏に寄生して汁を吸い、葉全体が白っぽくなる。高温乾燥期に大発生しやすい。
対処:葉裏に水をかけると洗い流せる。日頃から葉裏に水をスプレーする習慣がいい予防になる。被害が大きい場合は粘着くん液剤(食品成分由来の殺虫剤)が使える。
共通の予防策
- 密植せず風通しを良くする
- 水のやりすぎ・乾燥しすぎを避ける
- 毎日観察して早期発見する
- ハサミは株ごとにアルコール消毒する
- 防虫ネットで物理的に虫をブロックする
どの病気も害虫も「早期発見・早期対処」が一番効果的。葉の色・形・裏側を毎日少し観察するだけで、大きな被害になる前に気づけることが多い。
祖父母から引き継いだ畑で、知識ゼロから始める30代の栽培記録です。アドバイスや指摘はコメントで教えてください。
